眼科の検査

視野検査の重要性<視野計>

ヒトの視野の広さは大まかに60.70.80.90°と学生時代に教わりました。
上、鼻、下、耳の順にです。(実際は耳下側にもう少し広いのですが)視野の計測方法は動的視野と静的視野に分かれます。
動的視野は、目標物を検査する人が手で動かして見える範囲を計測します。静的視野は検査による差はそれほど出ません。
動的視野の検査時間は20年前は30分くらいかかりましたが、コンピューターソフトの改良により現在は5分程度、早い人は3分位で終わってしまいます。
視野検査は緑内障の発見、進行の程度、最近は将来予測まで出来るようになりました。
現代の視野計はどのくらいの強さの明かりを感知できるかが検査されます。
つまりその完知度の低下範囲を分析することによって、緑内障の早期発見が出来るのです。

ブロードウェイ眼科の視野計は2種類あります。

マトリックス視野計

マトリックス視野計

緑内障で早期に障害を受けるのはM‐細胞で、それを検査するのにFDTという原理が利用されています。当院では、最新型を2004年に導入しています。検査時間は4~6分位です。
若い人の緑内障の早期発見には有用な器機です。

ハンフリー視野計

ハンフリー視野計

現在最も一般的な視野計で早期発見や経過観察を行います。
当院では2006年に旧来の600型を700型の最新型に変更しました。新型にはGPAという緑内障視野進行解析が可能なソフトウェアが組み込まれていて、これにより緑内障の経過を少しでも科学的にフォローすることが可能です。検査時間は3~8分位で、従来の器機の1/3~1/4で検査が出来ます。

眼圧検査について<眼圧計>

現在の標準的眼圧系は、ゴールドマン圧平眼圧計です。これは診察中に医師が点眼麻酔をした後、青い光を使って目に機械を当てる装置です。
この器機は、点眼麻酔のわずらわしさや、麻酔に対するアレルギー、点眼時の感染の可能性といった欠点もあります。一般的に使われている眼圧計は非接触圧平眼圧計(NCT=non-contact tonomoter)です。空気が眼に当たるのであまり快適な検査ではありません。しかし、空気圧を弱くするなど年々改良が進んでいます。
この他、トノパン、パーキンス、シェッツなどの眼圧計がありますが、眼科外来で遭遇する眼圧計は上記のゴールドマン眼圧計とNCTです。

ゴールドマン眼圧計

ゴールドマン眼圧計

臨床的に最も精度の高い眼圧計です。

非接触型眼圧計

非接触型眼圧計

スクリーニング用に開発された、Canonフルオート非接触型の眼圧計TX-Fです。この種の眼圧計は最新であり、当たる空気も弱く、計測はフルオートで迅速に行われます。
患者さんの負担は最小の眼圧計です。

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